公開：2013年11月18日
東京ディズニーシーの夜のハーバーショー「ファンタズミック！」からクリオネミッキーの写真を公開。
ファンタズミックの写真は、いかにノイズを少なくしパイロ（花火）を有効活用するかを考え撮影するように心がけています。 特に、マジカルハットの上に登場するミッキーマウスと共に数回パイロが打ち上げられるので、シャッターチャンスが多いです。 パイロが上がった瞬間は、フラッシュが焚かれたのと同じように明るく被写体を照らすので、ISO低めでも十分に撮影出来ます。 この写真はISOオートにしたらISO200に設定されかなり低い感度で撮影出来て、夜とは思えない明るさが表現出来ました。 シャッター速度は1/125とかなり遅くしているので、被写体ブレが発生しますが、止まるタイミングを見計らって連写すると、その中の一枚ぐらいはブレのない写真が撮れます。 実際には一度の鑑賞で使える写真が撮れるのは数枚なのですけどね。EOS-1DXの連写で出来る事なのかもしれませんが、是非試してみて下さい。
話は変わりますが、写真はツイッターでも投稿していますが「50万以上するカメラで撮影したので、この写真は全く参考にならない」というツイートを見かけました。 これらは自分の為であり、記録と次回の参考に公開しているので参考にならないのは構いません。が「撮影機種」「撮影設定」「撮影場所」と十分に参考要素はあると思うのですが。 特に今回はISO200で撮影出来ているので、フルサイズのカメラであれば、もっと安価な機種でも同じような写真は十分に撮れると思います。EOS6Dとかでもタイミングさえ合えば多分撮れますよ。
世の中には色々な考えの方がいてとても勉強になります。このツイートをされたアカウントの方へ「御覧になって頂き、コメントまで頂きまして、ありがとうございます。」と言いたいです。
撮影機材
・カメラ：Canon EOS-1DX （重さ1340g／2012年6月発売）
・レンズ：Canon EF70-200mm F2.8L IS II USM （重さ1490g／2010年3月発売）
・テレコン：Canon EF2.0X III （重さ325g／2010年12月発売）
・コンパクトフラッシュ：Transcend TS32GCF400×2枚 (容量32GB／400倍／2009年11月発売)
カメラ設定／画像処理
ファームウェア：Ver1.2.4（EOS-1DX）
露出モード：M（マニュアル）
ISO感度：オート（ISO200）
絞り：F5.6（開放）
シャッター速度：SS1/125（秒）
焦点距離：400mm（35mm換算）
ホワイトバランス：AWB（オート）
オートブラケティング（AEB）：なし
測光方式：スポット測光（AFフレーム連動）
露出補正：±0（Mモードは調整不可）
調光補正：±0（スピードライト未使用）
ピクチャースタイル：ポートレート
フォーカス：AF（オートフォーカス）
測距エリア：領域拡大AF（上下左右）
AFモード：AIサーボAF（親指オートフォーカス）
ドライブモード：高速連続撮影
ファイル形式：JPEG Lサイズ 精細
手ぶれ補正：ISオン
画像補正：レタッチ済み（角度補正、トリミング等）
レタッチソフト：Snapseed（iPad mini）
AFカスタム設定
●CASE1：汎用性の高い基本的な設定
○Case2：障害物が入るときや、被写体がAFフレームから外れやすいとき
○Case3：急に現れた被写体に素早くピントを合わせたいとき
○Case4：被写体が急加速/急減速するとき
○Case5：被写体の上下左右の動きが大きいとき（1点AF時無効）
○Case6：被写体の速度変化と上下左右の動きが大きいとき（1点AF時無効）
被写体追従特性（0）デフォルト
速度変化に対する追従性（0）デフォルト
測距点乗り移り特性（0）デフォルト
撮影日と場所
2013年10月撮影
東京ディズニーシー
メディテレーニアンハーバー
リドアイル
簡易評価と反省
フォーカス：ジャスピン
手ぶれ：なし
被写体ブレ：なし
露出：普通
ノイズ感：ほぼゼロ
